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JAPAN SQUID FISHERIES ASSOCIATION

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1.函館の歴史と文化


函館山からの風景

北海道の古い読み方としては、「蝦夷地(えぞち)」の地名が代表的な呼び方ですが、この地名の由来は、各種の文献によれば、古代では「蝦夷の国(えみしのくに)」と呼ばれ、平安時代中期には「蝦夷ケ島(えぞがしま)」と呼ばれており、鎌倉時代 に入って「蝦夷(えぞ)」という呼び方が定着したと記されております。

また、函館の地名の由来は、室町時代の享徳3年(1454年)に津軽の豪族、河野政通が宇須岸(うすけし)と呼ばれていた漁村に館を築き、その館が箱に似ていたことから「箱館」の語源の始まりと言われており、明治2年(1869年)に蝦夷が北海道となり、箱館が函館と改められました。


五稜郭タワー

北海道の歴史・文化等を語るには、函館を抜きには語れない程、歴史・文化・産業・観光・自然などに育まれた土地柄でもあり、一例を掲げると函館は、北前船の交易で繁栄し、日本最初の国際貿易港として海外に門戸を開き諸外国の文化や技術に触れて成長してきた歴史のある港町でもあります。

観光では、世界一と称される函館山からの夜景や水平線に並ぶ漁火の光景は心を和ませるものがあり、また、歴史ある温泉郷を抱えているなど観光スポットも数多く点在しております。



漁灯

産業では、大正時代に入ると、函館は北洋漁業の基地として目覚しい成長を遂げたことから、商業や造船業も発展し、一大漁業基地として繁栄を極めました。戦後には旅客や物流の拠点基地として、北海道と本州を結ぶ青函連絡船の活躍は目覚ましいものがありましたが、昭和63年(1988年)に青函トンネルの開業と同時に連絡船は廃止となりました。平成27年(2015年)度中には北海道新幹線の新青森から新函館間の開業が予定されており、経済や文化交流などがより一層促進され、地域経済への発展に大きな効果が期待されております。 函館の歴史・文化・産業・観光・自然等に関する事柄については、函館市役所のホームページに詳しく掲載されております。

 

2.函館の水産業

函館市で平成22年度に水揚げされた魚種のうち、上位5魚種について漁獲量、漁獲金額別に表に示しました。

漁獲量では、スルメイカが最も多く2万2千トンが水揚げされており、2位がイワシ、3位がスケトウダラとなっており、上位3位までの合計で全体の7割以上を占めています。 また、漁獲金額ではスルメイカが63億円と最も高く、2位がコンブ、3位がサケとなっており、上位3位までの合計で全体の7割以上を占めています。

平成22年度函館市の上位魚種の漁獲量・漁獲金額
順位 魚種 漁獲量(トン) 魚種 漁獲金額(千円)
1 スルメイカ 22,952 スルメイカ 6,309,833
2 イワシ 14,534 コンブ 6,053,634
3 スケトウダラ 12,379 サケ 757,025
4 コンブ 5,094 スケトウダラ 725,910
5 サバ 2,946 ミズタコ 440,710
- その他 13,160 その他 3,445,647
合  計 71,065 合  計 17,732,759

3.函館のイカ

イカ釣漁業には、沿岸域を漁場としている小型イカ釣漁業と近海域を漁場として いる中型いか釣漁業に大別されます。

小型イカ釣漁業は30トン未満漁船により日帰りでの操業が行われており、中型 いか釣漁業は30トン以上185トン未満漁船により1週間から1カ月での操業が行われております。

4.函館のイカに関する取り組み

「函館市の魚」

イカは函館市で水揚げされる魚種の中で最も漁獲量が多く、平成元年(1989年)には函館市のシンボルとして「函館市の魚」に制定されました。 なかでも、スルメイカが最も多く水揚げされ、主な漁法は釣り漁業や定置網漁 業などです。他、ヤリイカやアカイカなども水揚げされます。特に小型イカ釣漁業の漁期は6月1日から翌年1月末日までとなっており、7月頃から漁場が函館沿岸域に形成され、函館市街からも盛んに漁り火が見られるようになり、全国でもイカで有名な街としてよく知られています。

観光名所である函館朝市では、新鮮な美味しい「イカ刺し」を使ったドンブリや定食、 「イカソーメン」が観光客の舌を喜ばせておりますが、その他に「イカ飯」「さきいか」「イカ塩辛」「イカしゅうまい」「いか徳利」「イカ炭を使ったソフトクリーム」など様々なイカを使った加工品がずらりと並べられ、イカ珍味加工品の生産地としても有名です。

「ふれあいイカ広場」

JR函館駅の横には、青函連絡船記念館「摩周丸」の近くに「ふれあいイカ広場」があります。

平成6年(1994年)2月に3パイのイカが群れ合う姿を表したモニュメントが設置され開設されました。

夜にはライトアップされ観光スポットの1つとなっています。

「イカ踊り」

港まつりでは、幼稚園や小学校の子供からお年寄りまで街中の人が「イカ踊り」を踊る光景が見られます。

「イカ踊り」は昭和56年(1981年)に港まつりで20名ほどが踊ったのが始まりで、今では「函館市民に踊れない者は居ない」と言われる程、函館市民に非常に愛されている踊りです。

歌詞
 1. 函館名物イカ踊り〜♪
 2. イカ刺し♪塩から♪いかソーメンっ!
 3. もっひとつおまけに♪
 4. いかポッポぉ〜♪
 5. いかイカいかイカ、いか踊り♪